後から確認できるように Python の構文で不明な部分を追加していきます。
Python3.6 のインストール(最新 Python のインストール)手順はこちらを参考にしてください。
【Python】【CentOS7】Python 3.6.2 を「yum からインストールする手順」と「ソースからインストールする手順」
Python のコメント
先頭に「#」を付けるとコメントになります。
# コメント |
Python 3.6 です。
■直接文字列を記載する
print(“文字列”) |
■一度変数に代入する
TEST = “テストです。” print(TEST) |
改行のみを入れたい(空行を出力したい)
以下のどちらかで空行のみ出力できます。
print(“”) print() |
ソースコードの文字コードを指定する
Python のソースコードの文字コードを指定します。
# -*- coding: utf-8 -*- |
Python ソースコードのデフォルトエンコーディングは「UTF-8」なのでわざわざ「# -*- coding: utf-8 -*-」を記述する必要はありませんが、明示的に書く場合が多いです。
append メソッド
append メソッドは、オブジェクトをリストの最後尾に追加します。
【サンプルプログラム】
[root@SAKURA_VPS test_python]# cat test_append.py
list_test = [“あ”,”い”,”う”] # リストの最後尾に「え」を追加します。 list_test.append(“え”)
print(list_test) |
プログラムの実行結果
[root@SAKURA_VPS test_python]# python test_append.py |
リストの最後尾に「え」が追加されています。
ここまでは問題ないですが、次はどうなるでしょうか?
【サンプルプログラム】
[root@SAKURA_VPS test_python]# cat test_append.py list_test = [“あ”,”い”,”う”] print(list_test) data_org = [ # appendに2つのデータを入れる print(data_new) |
【実行結果】
[root@SAKURA_VPS test_python]# python3.6 test_append.py |
append() の中にリストを入れると、二重配列になります。
splitメソッド
splitメソッドに関しては以下の記事を参照してください。
【Python】リスト(list)の操作
splitメソッドの構文
‘文字列’.split(‘区切り文字’) |
【プログラム例】
>>> ‘test,test,test,test,test’.split(‘,’) |
ディクショナリ型
初期化
dict01 = {} |
空のブレース(中括弧)で、空のディクショナリ型を初期化できます。
変数に値を「代入する」?「格納する」?
プログラムを説明する時にいつも一瞬つまるのが変数「i」に値を「代入する」のか「格納する」のかという用語の使い分けです。
コンピュータの世界では少しの言い間違えで予想もつかない所に行ったりすることがあります。
(さすがにJavaとJavaScriptを間違えて開発してしまい、後から間違えに気が付いたレベルはないと思いますが…)
「代入する」も「格納する」もどちらも間違えではない
結論から言うとどちらも間違えではないようです。
だから一番いい使い方としては、以下のように両方使ってしまうことだと思います。
「変数Xに値を代入します。」
「代入するってどういうことですか?」
「簡単に言うと格納するということです。」
「変数Xに値を格納します。」
「格納するってどういうことですか?」
「簡単に言うと代入するということです。」
答えにはなっていませんが、両方のキーワードを使っています。。
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