【VMware】VDP(VMware vSphere Data Protection)は NTP で時刻同期をしていない

公開日時:2017年12月01日 / 最終更新日時:2019年02月11日

VDP(VMware vSphere Data Protection)の仮想アプライアンスの時刻同期について簡単に調べました。

 

 

VDP 仮想アプライアンスの OS は SUSE Linux

VDP 仮想アプライアンスの OS は Suse Linux Enterprise Server(SLES) バージョン11 です。 

root@vdp01:~/#: ls
SLES11_64-7.2.80-133

 

最新の Suse Linux のバージョンは「12」です。

 

ntpd は起動していない

vdp に ssh ログインして ntpd を確認したところ、起動していませんでした。

/etc/ntpd.conf ファイルの中身もコメントアウトされていました。

 

そもそもの話ですが、VDPをインストールした際に NTP の設定はなかったので当然 NTP サーバーは稼働していません。

 

【VMware】VDP 6.1.5(VMware vSphere Data Protection)のデプロイ&インストール&設定手順

 

 

 

VDP は VMware Tools で ESXi ホストと時刻同期を行っている

vmware-toolbox-cmd で確認ができます。

(コマンドが入っている場合)

[root@cent07 ~]# vmware-toolbox-cmd timesync enable
有効

 

 

 

時刻同期のベストプラクティスは?

VMware vSphere で仮想マシンを100台規模で管理する場合は、ルールの統一が必要です。

 

 

ESXi ホストと時刻同期するためには VMware Tools を経由する必要があります。

確実に全仮想マシンや全仮想アプライアンスに VMware Tools をインストールして ESXi ホストと時刻同期ができているか日々運用管理をすることが難しい場合は、シンプルに NTP サーバーと同期する方が良いでしょう。

 

VMware Tools の運用管理は結構難易度が高いと思います。

 

 

 

Posted by 100%レンタルサーバーを使いこなすサイト管理人

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