結構前から話題になっている「Slack」ですが、何ができるのか洗い出してみました。
私はインフラ系エンジニアですが、使い方によってはコミュニケーションの促進・工数の削減・コスト削減が実現できるのではと期待しています。
Slack は無料で使える
Slack の料金ページはトップページより「料金プラン」をクリックして移動します。
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0円と言っても
- 無期限で利用可能
- 最新メッセージ (10k) の検索と閲覧
- 5GB の総ストレージ
- 10 のサービスの統合 (Twitter、Google ドキュメント、Dropbox、GitHub、その他多数)
など多数のサービスが受けられます。
利用できるアプリも多数ある
Slack で利用できる主なアプリですが、そもそも数えきれないくらいのアプリの数があります。(大多数は英語表記のみで日本語対応していないアプリだと思われる)
業務で Slack を利用するとしてもここまで多数のアプリとの連携は不要だと思いますが、必要なアプリは見つかりそうです。
Slackから電話を掛けるプログラムを作ることができる
「サービス」を支えるインフラは24時間365日稼働し続けて当たり前です。
毎日バックアップを取得して当たり前です。
しかし時には「H/W 障害」や「S/W 障害」が発生することがあります。
そんな時は障害対応が必要になりますが、障害が発生したら担当者に電話を掛けるプログラムを開発することもできます。
Slack に特定のログを流すことができる
Zabbix のログ監視のようなこともできます。
Zabbix のログ監視はサーバーのログ「/var/log/messages」や「/var/log/httpd/error_log」を監視し、特定のログ(Critical や Errorや Warinig など)が出力されたらアラートメールを送信するといったことが可能です。
ということを書きながら調べたところ、Zabbix から Slack へ通知を送ることが可能であることが分かりました。
Zabbix でトリガーを設定してトリガー条件を満たしたら Slack へ通知を送ることができますし、Zabbix にログを監視させ、トリガーに引っかかったら Slack に通知することもできます。
Google Apps Script と連携することができる
- Google スプレッドシート
- Gmail
- Google Calender
などを操作できるスクリプト言語です。
言語は「JavaScript」に似ています。
使い方としては Microsoft の Excel を操作する VBE のようなものでしょう。
Google スプレッドシートはそんなに使う機会はありませんが(あっても若干使いにくい)、Gmailに対する操作はいろいろ役に立ちそうです。
Slack で Bot を作ることができる
Bot を作ることができます。
例えば Bot に RSS を監視させ、特定の情報が RSS で流れてきたら、それを Slack 上に流すことができます。
また、質問をするとそれに回答をする Bot なども作ることができます。
Slack で IBM の Watson を利用することができる
IBM と Slack がパートナーを組んで Watson を利用できるようになりました。
インフラの視点でここから何ができるのだろうかと考えてもいいアイデアが浮かんできませんが。。
http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/50844.wss
まとめ
Slack で業務改善+社内・チーム内のコミュニケーションが活性化しそうです。
メールよりもチャットの方が伝達しやすい、意思の疎通を図りやすいと思います。
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