インフラエンジニアのキャリアについて考察

長いことインフラエンジニアをやっていますが、今後の人生やキャリアについて考えました。

 

 

 

給料を上げたい?どれくらい欲しい?

「ITエンジニアが給料を上げたかったら転職しろ」とよく言われます。

ただし現在の会社で特に問題がない場合は難しいところです。

新しい企業に転職をしたとしても、実際にどんな業務になるのか?自分がやりたい業務に就けるのか?周りのエンジニアはどんな人間か?上司はどんな人間か?いろいろ気になるところです。

今までの経験からすると、ごく一般的なITエンジニアの日本人は良くも悪くも「普通の人間」が多いと思います。

何というか「変わった人・変人」は少ないです。

昔は極端な人、変わった人は結構いたと思います。

パワハラ体質、8時間労働を無視して、徹夜で仕事をするのが当たり前に考えている人など。。

しかし働き方改革や三六協定で今やそんなエンジニアは淘汰されていると思います。

だから、いろんな企業で就業した経験からすると、今のITエンジニアは普通の人が多いので、人間関係に悩まされることというのはそんなにはないと思います。

 

しかし、そうは言っても人間が複数集まれば、そこにいろんな人間関係ができてくるので、できるだけ人間関係に悩まされたくない人は、今の職場で頑張ってキャリアを積んで、必要な人間になるとか、嫌な人間が会社を去るまで今の会社で粘るかした方がずっといいと思います。

 

私も給料は満足していますし(そうはいってももっと欲しいかと聞かれればもっと欲しいと答えますが)、人間関係も概ね問題ないと思っているので、給料を上げるメリットより、今の環境を壊さない・変えない方のメリットの方が大きい為、今の会社に踏みとどまっています。

 

どうしても給料を上げたい場合は、今の環境・今の人間関係を壊してでも給料を上げる方にメリットを感じるということだと思います。

 

 

 

給料の上げ方

ITエンジニアが給料を上げるためにはいろんな方法があると思います。

私は昔はITエンジニアが給料を上げようと思ったら「スキルを上げる」ことだと思ってました。

ただ、今は若干考えが変わっています。

 

ITエンジニアがスキルを上げるのは当然だとして、それプラス「他部門・他社などとの調整」「プロジェクトを貫徹させる」などの「マネジメント」スキルが一番重要だと思っています。

実際に現場で仕事をしていると、プログラミング能力がある人は大勢います。

会話をしてみても、Java・C++・PHPなど複数言語を知っていて、すごく知識はあるなと思うことはあります。

しかし、なぜか派遣のままで「正社員にはならないんですか?」と聞いてみても「責任を負いたくないので」と回答することが多いです。

または、「気楽にできるから」と答える人も多いです。

 

能力があって学習するスピードも速いのに、これはもったいないなと思います。

実際日本の社会で責任を取らされることは、100%ないと言ってもいいでしょう。

私も今までエンジニアとして仕事をしてきて、何度も失敗を重ねてきましたが、「責任を取れ」なんてことはたったの一度も言われたことはないです。

当然、上司も一度も責任を取れなんてことは言われたこともないと思うので、部下に対しても責任を取れなんてことを言う発想すら出てこないんじゃないかと思います。

これはある意味、日本が衰退する原因なのかもしれませんが、中で仕事をしているサラリーマンにとっては非常に気が楽になる風土というか風習になっているような気がします。

むしろ派遣の方が企業の業績が落ちると、いくら本人が頑張っていても契約更新をしれ貰えなくなるわけですから、責任を取らなくてもいいところで、他人のために責任を取らされているような気がします。

 

なので話がそれてしまいましたが、私の結論から言うと、

  • マネジメント能力を身に付ける

ことが一番手っ取り早く給料を上げる方法かと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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