【AWS】CloudWatch で AWS の料金(コスト)を監視する設定手順(メールで毎日受信)【2019年度版】

2019年度版の AWS CloudWatch にて AWS の料金を監視する設定を解説します。

 

【AWS】CloudWatch で AWS の料金(コスト)を監視する設定手順(メールで毎日受信)

 

 

AWS 自体が日々進化しているため AWS の管理コンソール画面は変わりますが、2019年度版の「CloudWatch で AWS の料金(コスト)を監視する設定手順(メールで毎日受信)」を改めて調査して記事にしました。

 

ちなみに最近の AWS の使用状況です。

 

 

様々な工夫をしてコストを削減しています。

 

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AWS は利用した分だけ支払う従量課金の Web サービス

AWS は利用した分だけ支払う従量課金制の Web サービスです。

そのためサービスを利用するごとに料金が発生します。

もちろん、全くサービスを利用しなければ、0円です。

AWS の料金体系をある程度理解すれば、大体の料金を計算できるようになります。

 

AWS の料金概念

AWS の料金は以下の概念があります。

  • プライシング(価格付け)
  • メータリング(計量)
  • アカウンティング(料金計算)
  • プレゼントメント(明細表示)
  • ビリング(請求)

 

 

 

今回やりたいこと

  • 今月の AWS のコストはいく掛かっているのか毎日確認したい

 

 

CloudWatchでAWSの料金を監視する設定手順

以下の URL より AWS の管理画面にログインします。

https://aws.amazon.com/jp/

 

 

 

 

 

下図のようにアカウント用の「Eメール」「パスワード」を入力して「サインイン」ボタンをクリックしてログインします。

【AWS】CloudWatch で AWS の料金(コスト)を監視する設定手順(メールで毎日受信)

 

 

 

AWS 管理コンソール画面にログインしたら下図のように上のメニューより「アカウント」「マイ請求ダッシュボード」をクリックします。

【AWS】CloudWatch で AWS の料金(コスト)を監視する設定手順(メールで毎日受信)【2019年度版】

 

 

 

 

「請求情報とコスト管理ダッシュボード」画面の左側ペインより「Billing の設定」をクリックします。

【AWS】CloudWatch で AWS の料金(コスト)を監視する設定手順(メールで毎日受信)【2019年度版】

 

 

 

 

 

 

下図のように「コスト管理設定」画面より「請求アラートを受け取る」にチェックが入っていることを確認します。

※現在無料利用枠を利用されている場合は、「無料利用枠の使用のアラートの受信」にチェックを入れてメールアドレスを設定すると「無料利用枠」の制限に近付いているか超えた場合はアラートメールを送信してもらえます。

設定をしたら「設定の保存」ボタンをクリックします。

【AWS】CloudWatch で AWS の料金(コスト)を監視する設定手順(メールで毎日受信)【2019年度版】

 

 

 

 

 

 

 

請求アラートの設定をする

次に CloudWatch にて請求アラートを細かく設定します。

下図のように「請求アラートを受け取る」にある「請求アラートを管理する」のリンクをクリックします。

【AWS】CloudWatch で AWS の料金(コスト)を監視する設定手順(メールで毎日受信)【2019年度版】

 

 

 

 

 

下図の設定画面に移動したらリージョンを「米国東部(バージニア北部)」に変更します。

請求メトリクスデータはこの「米国東部(バージニア北部)」リージョンに保存され、世界全体の請求額を反映します。

【AWS】CloudWatch で AWS の料金(コスト)を監視する設定手順(メールで毎日受信)【2019年度版】

 

 

 

 

 

 

 

 

CloudWatch ダッシュボードに移動するので、左側ペインより「アラーム」「アラームの作成」ボタンをクリックします。

【AWS】CloudWatch で AWS の料金(コスト)を監視する設定手順(メールで毎日受信)【2019年度版】

 

 

 

 

 

 

 

下図のように「新しいアラームの作成」画面が表示されるので「メトリックスの選択」ボタンをクリックします。

【AWS】CloudWatch で AWS の料金(コスト)を監視する設定手順(メールで毎日受信)【2019年度版】

 

 

 

 

 

 

 

下図のようにメトリクスが表示されるので「Billing」をクリックします。

【AWS】CloudWatch で AWS の料金(コスト)を監視する設定手順(メールで毎日受信)【2019年度版】

 

 

 

 

 

 

下図のように「メトリクス」の一覧が表示されるので「概算合計請求額」をクリックします。

【AWS】CloudWatch で AWS の料金(コスト)を監視する設定手順(メールで毎日受信)【2019年度版】

 

 

 

 

 

 

 

メトリクスの選択で、USD EstimatedCharges」にチェックを入れ「グラフ化したメトリクス」タブをクリックします。

【AWS】CloudWatch で AWS の料金(コスト)を監視する設定手順(メールで毎日受信)【2019年度版】

 

 

 

 

 

 

「グラフ化したメトリクス」タブに移動したら下図のように期間を「1日」に設定して「メトリクスの選択」ボタンをクリックします。

【AWS】CloudWatch で AWS の料金(コスト)を監視する設定手順(メールで毎日受信)【2019年度版】

 

 

 

 

 

 

 

 

「新しいアラームの作成」画面で下図のように「アラームの名前」を入力し、以下のように料金のしきい値を設定します。

■アラーム詳細

  • 名前 ← 任意の分かりやすい名前に設定します。
  • 料金が次の時:EstamatedCharges(EstimatedCharges)が「>」USD$「0」 ← 今回は0もしくは0ドル以上の場合にトリガーが発動するように設定しています。

    ※理由は毎日アラートを送信させて料金をチェックしたいためとなります。

     

     

     

     

     

     

     

    更に下にスクロールし、下図のように各種設定を入れます。

    ■アクション

    • アラームが次の時 ← 「状態:警告」を設定します。
    • 通知の送信先 ← 通知リストを作成していない場合は「新しいリスト」をクリックします。

    最終的に下図のように

    • 通知の送信先 ← 分かりやすい任意の名前
    • メールリスト ← 送信先のメールアドレス

    を入力して「アラームの作成」ボタンをクリックします。

     

     

     

     

    下図のようにエラーなく設定が保存されることを確認します。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    しばらくして「CloudWatch」「アラーム」を開き、下図のようにアラームが 1 個作成されていることを確認します。

     

     

     

     

     

     

    アラートメールの受信確認

    最後に AWS よりアラートメールを受信することを確認します。

    しきい値を超えると以下のようなアラートメールを受信します。

     

     

     

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