Amazon DynamoDB
■DynamoDB の特徴
- NoSQLデータベースです。
- Amazon DynamoDB トランザクションによって DynamoDB に不可分性、一貫性、分離性、耐久性 (ACID) が実現されるため、アプリケーション内でのデータの精度を維持することができます。
- Amazon DynamoDB グローバルテーブルは、マルチリージョン、マルチアクティブデータベースをデプロイするための完全マネージド型のソリューションです。
- DynamoDB グローバルテーブルは、グローバルに展開されたアプリケーションに対して高速の読み取り/書き込み処理を提供して、ユーザーは、非常に高速なアプリケーションパフォーマンスを利用できます。
■DynamoDB の使いどころ
- トラフィックの多いウェブアプリ
- eコマースシステム
- ゲームアプリケーション(ゲームの行動記録)
- IoTデータの蓄積
- ビッグデータの解析用のデータ蓄積
- 高速処理が必要な要件があるもの
■DynamoDB のクロスリージョンレプリケーションについて
- テーブルへの複数書き込みがフルサポートされ、複数の AWS リージョン間で自動的にレプリケートされるテーブルを作成できます。
- クロスリージョンレプリケーションを有効にするためには、DynamoDB Streamsを有効化する必要があります。
■Dynamo DB が苦手とする処理
- 複雑なトランザクション処理が発生する業務システムには利用すべきではありません。
- NoSQLデータベースであるため、JOIN/TRANSACTION/COMMIT/ROLLBACKが必要な複雑な処理には向いていません。
■DynamoDB の整合性モデル
- 「①結果的に整合性のある読み込み【デフォルト】」と「②強い整合性」の2種類があります。
- DynamoDB は、特に指定がない限り、結果的に整合性のある読み込みを使用します。(デフォルトでは結果整合性モデル)
- 読み込みオペレーションで ConsistentRead パラメータがあり、このパラメータを true に設定すると強い整合性のある読み込みを使用します。
■結果的に整合性のある読み込みの特徴
- 最新の書き込みが反映されない可能性があります。(デメリット)
- 読み込みスループットが最大限に向上します。(メリット)
■強い整合性の特徴
- 全ての書き込みが反映されているのではデータの更新が反映されています。(メリット)
■Amazon DynamoDB Accelerator (DAX) の特徴
- フルマネージド型高可用性インメモリキャッシュで、Amazon DynamoDB 用に特化しています。
- 1 秒あたりのリクエスト数が数百万件になる場合でも、ミリセカンドからマイクロセカンドへの最大 10 倍のパフォーマンス向上を実現します。
Posted by 100%レンタルサーバーを使いこなすサイト管理人
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