■Black Belt
■ELB の特徴
数年前から Classic Load Balancer は選択できるんですがグレイの表になっています。
そのうち使えなくなるのかなとみていますが、いまだに使用できます。
実際 Classic Load Balancer はシンプルで使い勝手がいいので新規をシステムを構築する場合はいまだに利用することがあります。
ちなみにいつの間にか「Gateway Load Balancer」というサービスが誕生しています。
CLB の特徴
■CLB の特徴
- 複数のバックエンドサービスにトラフィックをルーティングする際は、サブドメインを分割するなどの構成にする必要があります。
ALB の特徴
■ALB の特徴
- レイヤー 7(OSI モデルの第 7 層であるアプリケーションレイヤー)で動作します。(レイヤー 4 には対応していません)
- トラフィックを複数のアベイラビリティーゾーンの複数のターゲット(EC2 インスタンスなど) に分散して可用性を向上させます。
- パスベースのルーティング(パスルーティング)のサポートをしているのでリクエスト内の URL に基づいてリクエストを転送するリスナーのルールを設定できます。URL の内容に基づいて適切なサービスにリクエストをルーティングできます。
- コンテナ化されたアプリケーションのサポート。Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) は、タスクをスケジュールするときに未使用のポートを選択し、そのポートを使用するターゲットグループにタスクを登録できます。
- ヘルスチェックを設定することで、ロードバランサーは正常なターゲットにのみリクエストを送信できます。
ALB で SNI(Server Name Indication、サーバー名表示)が利用可能
ALB で SNI が利用できます。
SNI を利用すると、1つの ALB に複数の FQDN が利用でき、それぞれのドメインに対してSSL/TLS証明書が利用できます。
NLB の特徴
■NLB の特徴
- 開放型システム間相互接続 (OSI) モデルの第 4 層(L4)で機能します。
- 毎秒数百万のリクエストを処理できます。
- コンテナ化されたアプリケーションのサポート。
■ELB の暖気申請(Pre-warming)について
- NLB は暖気申請(Pre-warming)が不要です。
ELB の HTTP 応答コード(エラーコード)
ELB はエラーコードのメトリクスを CloudWatch に送信します。
- HTTPCode_Backend_5XX ← 登録済みインスタンスからサーバーエラー応答が送信された場合
- HTTPCode_ELB_5XX ← ロードバランサーまたは登録されたインスタンスがエラーが原因であるか、またはロードバランサーが応答を解析できなかった場合
- HTTPCode_Backend_3XX ← 登録済みインスタンスからリダイレクト応答が送信された場合
- HTTPCode_Backend_4XX ← 登録済みインスタンスからクライアントエラー応答が送信された場合
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