前回 CloudFormation のスタックを作成しましたが、スタックを削除する手順を解説します。
スタックを削除すると、既存環境に影響があるのかも確認します。
前回の CloudFormation のデザイナーを使って EC2 インスタンス環境(VPC+Subnet+IGW+RouteTable含む)を構築しましたが、その環境を利用します。
【AWS】CloudFormationのデザイナーを使ってEC2インスタンス環境(VPC+Subnet+IGW+RouteTable含む)を構築する手順
CloudFormation 参考ページ
過去の CloudFormation の記事一覧です。
【AWS】CloudFormation の基本的な解説(VPCの作成手順)
【AWS】CloudFormation で Amazon EC2 インスタンスを作成する手順【単純な作成】【Part.1】
【AWS】CloudFormation で Amazon EC2 インスタンスを作成する手順【VPC&サブネット&セキュリティグループ&EC2インスタンス】【Part.2】
【AWS】CloudFormation と CloudWatch のスケジュール機能を使ってタグ付けされた EC2 と RDS をまとめて自動停止する設定手順
【AWS】CloudFormationのデザイナーを使ってEC2インスタンス環境(VPC+Subnet+IGW+RouteTable含む)を構築する手順
CloudFormation スタック削除手順
CloudFormation スタック削除手順です。
最初に 現在の状態を確認します。
CloudFormation で作成した EC2 インスタンスが起動している状態です。
AWS 管理コンソールのメニューより「CloudFormation」をクリックします。
左側ペインより「スタック」をクリックします。
削除するスタックをクリックします。
「削除」ボタンをクリックします。
確認画面が表示されるので「スタックの削除」ボタンをクリックします。
削除が開始されることを確認します。
VPC や EC2 インスタンスが削除されたことを確認
CloudFormation のスタックで作成された VPC や EC2 インスタンスも削除されることを確認します。
デフォルトではスタックを削除するとリソースも削除されるので注意
CloudFormation のデフォルト設定ではスタックを削除すると、スタックによって構築されたリソース(VPC、サブネット、EC2インスタンス、RDS等)も削除されます。
DeletionPolicy 属性を使用するとスタックが削除されてもリソースを保持またはバックアップができる
DeletionPolicy 属性を使用すると、スタックが削除された際にリソースを保持または (場合によっては) バックアップできます。
制御する各リソースに対して DeletionPolicy 属性を指定できます。
DeletionPolicy 属性が設定されていない場合、スタックを削除するとデフォルトでリソース(VPC、サブネット、EC2インスタンス、RDS等)が削除されます。
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