可用性(Availability)とはシステムを障害で停止させることなく稼働し続けることをいいます。
例えば、1台構成で Web サーバを稼働するより、ロードバランサーを経由して 2台構成で Web サーバを稼働させたほうが可用性は高くなります。
高い可用性のことを「高可用性(High Availability)」といいます。
1日24時間ありますが、
- 1日12時間しか稼働しない → 稼働率50%
- 1日20時間稼働する → 稼働率83%
稼働率50%より稼働率80%の方が「可用性が高い」と言えます。
例えば、可用性とはシステムを稼働し続けさせることを言うので、障害だけでなくしょっちゅうメンテナンスでシステムを停止しなければいけない場合でも可用性が低くなります。
ということを考えると、可用性を高くするためには
- 障害で止まらない構成
- メンテンナンスしなくてもいい構成
- 障害が発生してもすぐに復旧できる構成
にするしかありません。
逆にある程度可用性が実現できれば、夜間・土日はゆっくり休めることになります。
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