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AWS Backup の特徴
AWS Backup は、複数の AWS サービスのバックアップを一元管理・自動化するためのサービスです。個別サービスごとにバックアップ設定を持つのではなく、バックアップ計画・保管・監視・復元をまとめて扱えるのが大きな特徴です。AWS Backup はクラウド内・オンプレミス・複数 AWS サービスにまたがるデータ保護を一元化・自動化するフルマネージドサービスです。
Backup Plan(バックアッププラン)
Backup Plan は、バックアップのルール本体です。たとえば「毎日1時に取得」「35日保持」「月次は1年保持」「別リージョンにもコピー」といった内容を定義します。AWS Backup はバックアッププランで頻度や保持期間を指定し、ライフサイクルも管理できます。また、初回はフル、その後は増分になる設計でストレージ効率を高められます。
Backup Vault(バックアップボールト)
Backup Vault は、バックアップの保管庫です。取得されたリカバリポイント(Recovery Point)はバックアップボールトに保存されます。ボールトには暗号化やアクセスポリシーを設定でき、削除制御やアクセス制限にも関係します。
Backup Vault は何のためにあるのか
ボールトがあることで、バックアップをただ保存するだけでなく、保存先を分ける、アクセス制御を分ける、暗号化キーを分けるなどの管理ができるようになります。バックアップはすべて同じ場所に保存されていますだと、セキュリティ上問題が発生することがあります。
Vault Lock(ボールトロック)
Vault Lock を使うと、バックアップを勝手に消したり保持期間を短くしたりしにくくできます。特に Compliance mode では、グレース期間経過後は、顧客自身やAWSでも、ボールト内に Recovery Point がある限り設定変更や削除ができなくなります。ランサムウェア対策や証拠保全で重要です。
Recovery Point(リカバリポイント、復旧ポイント)
Recovery Point は、実際のバックアップデータのある時点での復元点です。Recovery Point は、バックアップボールトに保存され、ここから復元を実行します。バックアップジョブが成功すると Recovery Point が作られ、保持期間やコピー設定に従って管理されます。
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