■AWS 責任共有モデル
- AWS とユーザーとの間で IT 環境を運用する責任が共有されます。
■AWS 責任共有モデルの 2 つのレイヤー
- AWSが担当 ← インフラストラクチャレイヤー
- ユーザーが担当 ← 顧客レイヤー(お客様レイヤー)
■管理対象
- AWS ← 物理的なインフラストラクチャの管理を実施
- ユーザー ← AWSサービスの使用内で独自のコントロールを実施
■AWS が管理
- 構成管理(インフラストラクチャの構成の管理)
- 仮想サーバのパッチ管理(OS ではなく H/W 部分)
- 物理アクセスの制御(H/Wの物理的セキュリティ)
- 仮想化領域(仮想化インフラストラクチャ)の管理
- コンテナサービスの場合は、AWS がアプリケーション「コンテナ」に対してマネージド型サービス提供しており、AWS がインフラやコンテナーアプリケーションを起動している ECS などのコンテナープラットフォームの管理を実施します。
- ネットワークインフラ
■ユーザーが管理
- Amazon Machine Images(AMI)
- IAM 管理
- アクセスキー管理
- プロビジョニング管理
- EC2 インスタンスの OS やミドルウェアの脆弱性対応(パッチの適用)
- 適切なネットワーク設定
- EC2 インスタンスへのアプリケーションのインストールや管理
- データの暗号化
- 輸送中のデータ
- 保存時のデータ
- セキュリティグループの設定などネットワークトラフィック保護
- パスワードルールの設定
- コンテナサービスの場合は、ユーザーはオペレーティングシステムまたはプラットフォーム層を管理しません。ユーザーはアクセス管理やネットワークトラフィック管理をします。
■継承される統制
- 継承される統制とは、ユーザーが AWS から完全に継承する統制のことを言います。
- 継承される統制は、物理統制 と 環境統制 です。
■コンテナサービスにおける AWS の責任範囲について
- アプリケーションプラットフォームの管理(コンテナ環境)
- インフラ管理(プラットフォーム、ECS等)
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