今回は Microsoft SQL Server のデータベース認証方式について解説します。
SQL Server セットアップ中に設定できる認証モードが2つある
どの認証モードを利用するかはセットアップ中に選択します。
認証モードは以下の2つがあります。
- Windows認証モード
- 混合モード
それぞれの認証モードによって使用できる認証方式が決まってきます。
- Windows認証モードを選択した場合 ← Windows認証のみ
- 混合モードを選択した場合 ← Windows認証 と SQL Server認証の両方が可能
※どちらの認証モードを選択しても「Windows認証」は使用できます。
Windows 認証の場合
ユーザーの「アカウント(ID)」と「パスワード」の検証が Windows によって行われます。
SQL Server 側では「アカウント」も「パスワード」も要求されません。
SQL Server 認証の場合
SQL Server 側で「アカウント」と「パスワード」が検証されます。
sa アカウントについて
- sa ← system administrator の略
権限が強力すぎるので、アプリケーションでは利用しないなど注意する必要があります。
sa アカウントは Windows 認証とは無関係なので、Windows の Administrators グループ等に登録する必要はありません。
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